花友フェスタ出展の振り返り

少し早いですが2024年を振り返り、3月、9月と参加させていただきました【花友フェスタ】の感想を出展者目線で綴っておきたいと思います。備忘録のようなものですが、園芸関係のイベント参加を検討中の方などの来場や出展イメージの参考になれば幸いです。

花友フェスタで驚いたこと
今年3月開催の第4回幕張メッセ会場、そして9月開催の第5回東京ビッグサイト会場に出展させていただき、ホースリール〈メリー〉として、オリジナル商品であるスタンド式、壁付け式のホースリールを展示・販売させていただきました。
感動①
まず一番の驚きは、ご来場者の数の多さです。正確な数はわかりませんが、幕張メッセ会場では前売り券の販売時点で1万5千人に達していたと耳にしたような気がします。早朝から本当に多くの方が会場周辺に列をつくって開場を待っておられました。開場直後は特に、作家さんのブースや植物の販売エリアがひと際賑わっていたように思います。
感動②
多くの方が、買い物リストや立ち寄りリストを作成しておられたことです。なかなか訪ねることが難しい地方の生産者さんや、憧れのインフルエンサー、そして限定商品などに出会うため、あらかじめ会場を巡る作戦を計画した上で会場に臨んでおられました。
主催者、出展者側から事前に発信された情報をご来場のお客さまがきちんとキャッチしてくださっており、双方の植物を通したコミュニケーションへの熱量の高さに驚きました。そしてYouTubeやSNSでの発信の威力をひしひしと感じました。
感動③
特に幕張会場ではご家族連れの姿も多く見かけ、長い時間をかけて会場を回遊されていたのが印象的でした。目的のお店での買い物を達成した後も、ステージイベントやワークショップ、キッチンカーなどを楽しみながら飽きることなく会場を廻られていました。「またお会いしましたね。」なんて会話も生まれる和やかな雰囲気でした。園芸用品のコーナーは終日ほどよい込み具合で、イベント限定商品や限定価格が用意された各ブースの店員とお客さまの温かみのあるやり取りが見受けられていました。
感動④
前日の搬入セッティング完了後に主催者さまが各ブースの紹介を配信してくださっており、私たちのブースにも「それを見てきました」という方が多数来てくださいました。初出店にも関わらずリストアップしてブースを訪ねていただけたことに感謝でいっぱいでした。
また、人気のブースでは整理券を発行して長い行列ができないような工夫をしたり、お客さまも会計がスムーズに済むよう決済方法を予め把握し小銭をご用意して来てくださったりと、それぞれの人のたくさんの配慮でイベントが無事に終了しました。

花友フェスタとは?
~ガーデニング愛の祭典~
というサブタイトルが添えられた一般の園芸ファンの方と植物生産者や資材販売関係者などが一堂に会することのできる新しいイベント。
主催はLier.succulent(リエール・サキュレント)社。
大分県で多肉植物の生産や販売をする農家であり、多肉植物の寄せ植えの作成、全国各地での多肉植物に関するイベントの開催、そしてYouTubeやインスタグラムで多肉植物の魅力を発信し、多肉植物の知名度を上げる活動を日々精力的に行われています。
同社会長のリエールパパさんこと村上幸司さんと、リエールユカさんこと代表取締役の上野由香さんのお二人が中心となり楽しく盛り上げながら企画運営を進めてくださっています。
そして、イベントのアンバサダーは園芸系ユーチューバーとしてお馴染みの園芸超人カーメン君さん。ついにユーチューブの登録者数100万人というすごい記録を突破され、ガーデニング初心者層を中心に園芸のインフルエンサーとしてますます注目を集めておられます。本来は愛知県豊橋市の園芸店の店長さんとのこと、このような超人的なご活躍の裏に、素直な園芸愛とサービス精神の大きさを感じてしまいます。
そもそも花友フェスタは、リエール・サキュレントさんとカーメン君のユーチューブでのコラボレーションがきっかけだったそう。
花も緑も多肉植物も、一時的なブームではなく、よく知ってもらい、好きになってもらい、長く楽しんでもらいたい、という思いの共有がはじまりだったそうです。
私たちの出展のきっかけ
ホースリール〈メリー〉のメーカーである私たちSANPOHは、知りたいことは本で調べる性分で、恥ずかしながらYouTubeをまだまだ使いこなせていないタイプです。花友フェスタのことも、お世話になっている園芸店の方の「とにかくたくさんの人で賑わうイベントらしいから行ってみらんね。」というすすめで初めて知ったのでした。
ちょうど同じころ、『グリーン情報』という専門誌でもリエール・サキュレント社の上野由香さんのとても素敵なインタビュー記事*が掲載されており、上述のような多肉愛や園芸業界への思いを知ったのでした。そこで、私たちもオリジナル商品であるホースリール〈メリー〉を持って出展者としてエントリーさせていただくことに決めました。
*業界専門誌『グリーン情報』/(株式会社グリーン情報隔月刊)の誌面連載「ゲンキジルシ!」では業界で輝く人やその取り組みなどへのインタビュー記事が掲載されており、無料会員登録をするとWEB版でも読むことができます。
↓2023年1月発行グリーン情報誌、上野由香さんの記事はこちら
多肉植物の知名度向上を! - グリーン情報 (green-information.jp)
同じく
↓2021年3月発行グリーン情報誌、カーメン君の記事はこちら
消費者の「知りたい!」に応える、人気園芸Youtuber - グリーン情報

まとめ
普段はお庭づくりの設計や施工を主に行っている私たちにとって、園芸用品のメーカーとしてのイベント出展は全く新しい挑戦でした。
けれども、エントリーをして出展者として選考していただいた後は専用のオープンチャットで随時情報を共有してもらいながら、当日までのすべての準備をスムーズに行うことができました。私たちのような新参者で、小さいブースであっても対等に最後まで丁寧に扱っていただけたことを有難く思います。
常連の園芸用品の各出店者の方々も「一緒にがんばりましょう!楽しみましょう!」と、とても気さくに接してくださり、何でも教えてくださいましたし、最後まで素敵な雰囲気で会場を盛り上げてくださっていました。
お庭でも多種多様な植物やさまざまな生き物が共生していますが、植物好きが集まるイベント、花友フェスタもガーデニングの多様性を反映したような色どり豊かで賑やかなイベントでした。今後もますます園芸を通した人と人のつながりが広がっていきますようにと願います。改めて、ご来場くださったみなさまと、主催者のみなさまにお礼申し上げます。
そしてメリーを購入してくださった方々、並びに鹿児島からの遠征をサポート、フォローしてくださった関係者といつもお世話になっているお客さまに心から感謝しております。
〈メリー〉ご使用のご感想やお庭でのお写真もぜひお寄せください。今後ともホースリール〈メリー〉をどうぞよろしくお願いいたします。
SANPOH
株式会社 山宝(さんぽう)
山口嵩明